デッドリフトやらずに20kg更新して175kg挙がった話
みなさんこんにちは。
先日、ふと「最近デッドリフトやってないな」と思ったので現在の自分が1RMどれくらい挙がるのか計測してみることにしました。
※1RM・・・1rep max の略。1回でギリギリ挙げることのできる重量
半年前に計測した時、1RMは155kgでした。
結果は。。。
175kg!!
約20kgもMAXが伸びていました!
半年前に計測して以来、デッドリフトを中心としたトレーニングはやっていません。
つまり、半年ぶりのデッドリフトでしたが20kgも更新したのです。
一体どういうことなのでしょうか?
結論から言うと
デッドリフトで鍛える筋肉はスクワットでも鍛えることができるからです。
以前も記事にしましたが、
私は4月1日から三週間スクワット強化プログラムhttps://timblog.hatenablog.com/entry/2019/04/25/141010
を行なっていました。
3週間のプログラムで、スクワットの1RMを20kg更新したのですが、
これに連動してデッドリフトも20kg更新されたのです。
デッドリフトとスクワットで使用される筋肉の関係
先日、面白い論文を発見しました。
早稲田大学大学院 人間科学研究科による論文
「代表的な筋力トレーニング種目における主動筋の筋電図学的分析」です。
https://waseda.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=24269&file_id=20&file_no=3
最近までの筋トレに関する情報は、トレーニング種目とプログラムに関する記載が多いのに対して、種目ごとに効果のある筋肉は名称を並べているだけにしか過ぎませんでした。
詳細な情報(どの種目がどこの部位にどれだけ効くのか)という科学的根拠をもとにした情報が欠如していたことから、この研究が行われたそうです。
この論文の第6章を簡単にまとめると、
スクワット系の種目、デッドリフト系の種目4種目において、
固有背筋、大殿筋、大腿直筋、大腿二頭筋、内側広筋を筋電図学的に分析したものです。
その結果、
固有背筋と大殿筋は、スクワット系種目、デッドリフト系種目共に同じような負荷がかかり、差がないことが分かりました。
この結果も踏まえ、スクワットを強化したことによりデッドリフトも強化されたことがわかります。
ただし、大腿二頭筋、ハムストリングはデッドリフト系の種目が優位に働いていました。
その時の目的によって種目を選んでいくのが大事ですね。
今年はスクワットとデッドリフト共に200kg達成したいと思います。
https://www.youtube.com/channel/UCkbQ3pDNSP6aJ553HHEZ3xA
https://www.instagram.com/tatsuya_kaga_cf/?hl=ja
に載せているのでぜひご覧になってください