【クロスフィット】CrossFit Hero Workout 死者を弔うワークアウト
5月も半ばに差し掛かり半袖で過ごせる季節になってきました。
毎年この季節になると、各クロスフィットボックスではあるイベントが行われます。
CrossFit Hero Workout 「マーフ(Murph)」
「Hero workout」とは、殉職した軍人や警察官、消防士たちを弔うために作られたワークアウトです。亡くなった軍人の名前や年齢にちなんでメニューが作られます。特徴は長時間で高強度なワークアウトであるという点です。
アメリカでは、5月の最終月曜日が「メモリアルデー」として、亡くなった軍人を追悼する祝日となっています。この「メモリアルデー」に世界中のクロスフィットボックスでは「マーフ(Murph)」を行うのが定番となっています。
マーフは、2005年6月28日にアフガニスタンで戦闘中に亡くなった、当時29歳海軍中尉Michael P. Murphyを追悼するワークアウトです。「マーフ」は2005年8月18日にCrossFit.comのサイトに掲載され、現在ではCrossFitでもっとも有名なワークアウトのひとつとなっています。
ワークアウトの内容は、
20ポンド(約10kg)のベストを着用、
1マイル(1.6km)走
100回の懸垂
200回の腕立て伏せ
300回のスクワット
1マイル(1.6km)走
というものです。かなりのボリュームです。
初めてやった一昨年、時間は1時間かかりました。覚えているのは、スクワット中に脚が痙攣してしまったことです。水分補給や休息を挟んでかなり時間を使ってしまいました。
そして、「今年こそ」と思い臨んだ去年。早くも腕立て伏せ100回超えたあたりで大胸筋が痙攣し始めました。さらにスクワットでも脚が痙攣。しかし、タイムは48分と成長はしていたみたいです。
今年もやります。今年こそは筋肉を痙攣させずに終わらせたいです。
これから実施される皆さんは、ワークアウト前、ワークアウト中にもしっかりと水分補給を行い、無理せずワークアウトを楽しんでいきましょう。