横紋筋融解症の症状とは?筋肉が溶ける筋肉痛?【筋トレのゾッとする話】

 

 

みなさんこんにちは。

今回は「横紋筋融解症」というものについて解説していきたいと思います。

 

あまり聞き馴染みのない言葉だとは思いますが、スポーツやトレーニングを行なっている方にはぜひ知っておいていただきたいものとなっております。 

またこの症状は、ほっておくと死に至るケースがあるため軽視できません。

 

僕自身トレーニングをしていて、普段とはケタ違いの激しい筋肉痛に見舞われたり、発熱したりしたことがありました。これはおかしいと思い、調べたところ「横紋筋融解症」を知るきっかけとなりました。

 

友人でも、トレーニングをしていて「横紋筋融解症」になってしまい、入院するケースもありました。

 

僕は医者ではありませんが、トレーナーとしてスポーツやトレーニングの身近な危険として多くの方に知っていただきたいです。

 

 

 

 

記事の内容

 

横紋筋融解症とは?

極端に高強度なトレーニングなどにより、筋肉中の成分「ミオグロビン(筋肉中に酸素を取り込む物質)」が血液中に溶け出してしまっている状態です。

このような状態になってしまうと、「ミオグロビン」が腎臓に到達し、尿細管を塞ぐことにより急性腎不全を引き起こす場合もあります。そして、最悪の場合死に至るケースもあります。

 

 

横紋筋融解症の初期症状とは?

症状としては、

・過度な筋肉痛

・全身のだるさ

・尿意があるのに尿が少ししか出ない

・触れただけで激痛が走る

・顔のむくみ

・微熱

・赤褐色の尿がでる

 

もし、このような症状が見え始めたらトレーニングを中止し医療機関での早期診療をおすすめします。

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横紋筋融解症の原因は?

原因としては

・脱水状態でのトレーニン

疲労が溜まった状態でのトレーニン

 

特にアウトドアスポーツ(サーフィンやスノーボードetc...)をする際、飲酒をしながら楽しむことも多いかと思います。

しかし、ビールなどには利尿作用があるため、脱水状態で運動してしまうという危険性があります。

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また、しばらくスポーツやトレーニングを休んでいた場合、注意が必要です。

いきなり激しい運動をしてしまうと横紋筋融解症になってしまうリスクがあるため、徐々に体を馴らしながら強度をあげていきましょう。

 

まとめ

なぜこの症状を取り上げたかというと、

身近な友人が「横紋筋融解症」と診断され緊急入院する出来事があったからです。

彼は無謀な数の腕立て伏せを行なったのですが、翌日腕が上がらなくなり、赤褐色尿が出たため病院での診察を受けました。

 

レーニングは自分にあった適度なものにすることが大切ですし、一番大きな効果をもたらします。そして、トレーナーはクライアントをフォローしていかなければなりません。

 

昔ながらの考えを持つ指導者が、「血尿が出るまで追い込め!」「練習中は水を飲むな!」という指導をすることがあるのですが、非常に危険です。

 

 

また、運動中にビールなどのアルコール類を摂取するのもNGです。

アルコールには利尿作用があり、身体を脱水状態にしてしまうからです。

 

これからの季節、気温が上昇していき汗をかくことも増えると思います。

しっかりと水分補給をし、自分にあった適度な運動を心がけましょう!

 

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