【CrossFit】クロスフィットとは?他のジムとの違い【欧米で話題】
みなさんこんにちは。
最近メディアで多くの芸能人やタレントが取り組んでいることから、認知度が上がってきている「CrossFit(クロスフィット)」。
日本国内では、※ボックスの数はまだまだ少ないですが、年々増加しています。
また世界各地でクロスフィットの大会も開催されているのですが、今年は日本初のクロスフィットの大会が沖縄で開催されます。
※クロスフィットジムの呼称
しかし、まだまだクロスフィットを知らない方は多くいると思います。
などと言った疑問に回答していこうと思います。
クロスフィットとは、簡潔に言うと
「高強度で行う様々な実用的動作(ファンクショナルトレーニング)」
です。
- ジムナスティック系(自重トレーニング)
- ウエイトリフティング系
- パワーリフティング系
- カーディオ系(有酸素トレーニング)
の要素を組み合わせた種目でトレーニングしていきます。
まだこれだけだと「なんのこっちゃ」という感じですが、これから詳しく解説していきます。
僕自身、現在クロスフィットコーチをしており、また選手としても大会に出場しています。トレーニングは身体だけでなく、ライフスタイルなど様々な面で良い影響を与えてくれます。
ぜひ、この記事をお役立てください。
記事の内容
- クロスフィットとは?どんなトレーニングをするの?
- トレーニングの流れ
- 他のジムとの違いは?
- クロスフィットの種目一覧。どんなトレーニングをするの?
- きつくてハードなイメージだけど初心者の私にもできる?
- クロスフィットの大会も存在する!!
- 入会方法は?
- まとめ
クロスフィットとは?どんなトレーニングをするの?
クロスフィットを説明した動画があるので引用します。
クロスフィットを知っていますか? - What is CrossFit
クロスフィットとは、先ほど述べたとおり
「高強度で実施する様々な実用的動作」
と定義されます。
簡単に言うと、
- 座る
- 立ち上がる
- 持ち上げる
- 引く
- 走る
- 跳ぶ
などの日常的動作をベースに高強度で行うトレーニングです。
これらにより10種類の基礎的身体能力を最大限に向上することを目的としたトレーニングを行います。
10種類の基礎的身体能力とは
- 心肺持久力
- スタミナ
- 筋力
- 柔軟性
- パワー
- スピード
- 連動性
- 俊敏性
- バランス
- 正確性
です。
スクワット、デッドリフト、プルアップ(懸垂)などの様々な種目を、毎回異なる組み合わせでトレーニングします。
- アスリートとして、身体能力を向上させる
- 高齢化に伴う身体能力の衰えを防止する
- ダイエット目的で体をシェイプアップする
それぞれの目的を達成するためにクロスフィットを行います。
また、身体能力、運動経歴などを考慮してトレーナーがプログラムを個人に合わせて調節してくれます。
トレーニングの流れ
クロスフィットジムでのトレーニングの流れを説明します。
1、ウォーミングアップ
2、ストレングス・スキル
3、WOD
4、クールダウン
他のジムとの違いは?
クロスフィットの特徴として、「スポーツの要素が取り入れられている」と言う点が挙げられます。
ボックスでは、一度のクラスで10名程の人数で一緒にトレーニングします。
ワークアウトが終了すると、ホワイトボードにその日の自分のスコアを記入します。
他のメンバーとスコアを見比べることができるため、
- 仲間意識
- 競争意識
- スポーツ、ゲーム性の楽しさ
が生まれます。
一人でのトレーニングが続かないという方にはとても良い環境です。
きついワークアウトでも、一緒にトレーニングをしている仲間が応援してくれるので最後までやり抜くことができます。
また、レッグプレスやラットプルダウン のマシンが置いてあるわけではありません。
- スクワットラック、バーベルやプレートといったウエイトトレーニング系の器具
- リング(吊り輪)やプルアップアバー(懸垂)といったジムナスティック系の器具
- アサルトバイクやローイングマシン、トレッドミル(ランニングマシン)といったカーディオ系の器具
等がボックスにはあり、開放的な空間であることも通常のジムとの違いです。
また、クロスフィットボックスに行くとすでにその日のメニューが決められています。
毎回メインの種目も異なり、プログラムも変化していくのでトレーニングがマンネリすることはないです。
クロスフィットの種目一覧。どんなトレーニングをするの?
クロスフィットでは様々な種目を組み合わせてトレーニングします。
種目の一例がこちらです。
ここに挙げた種目はごく一部で、他にも種目はたくさんあります。
様々なアプローチでトレーニングをしていきます。
過去にクロスフィットの種目について解説しているのでぜひご覧ください
きつくてハードなイメージだけど初心者の私にもできる?
クロスフィットのイメージは、ものすごいハードなトレーニングで、ワークアウトが終了するとみんなぶっ倒れているイメージが強いかと思います。
まあ、事実なんですが。(笑)
しかし、最初のほうに述べたように、個人の力量に合わせてメニューは調整されます。
デッドリフトのマックスが60kgの人がデッドリフト100kgが組み込まれたメニューをこなせるわけがありません。
それぞれができる範囲で効果的な強度にメニューは設定されます。(ここがトレーナーの存在意義でもある)
それぞれが最大の効果を得られるようにトレーニングし、みんなで追い込み、みんなでぶっ倒れます。
初心者はもちろん、子供から高齢者まで取り組めるのが「クロスフィット」です。
クロスフィットの大会も存在する!!
クロスフィットには「スポーツの要素がある」と述べましたが、 実際にスコアを競い合うクロスフィットの大会も存在します。
一番大きなイベントは世界大会である「CrossFit Games」。
世界1位を決める大会です。
この大会では、全世界で一斉にオンライン予選を行います。
それが「The Open」です。5週間に渡り5つのワークアウトを行い、各国の優勝者が世界大会「Games」への切符を手にします。
また、今年は日本国内でも初めての大会「Japan Championship2019」が開催されます。(僕もファイナルに出場します😃)
また、各クロスフィットボックスでも、「スローダウン」と言うスコアを競い合うイベントを定期的に開催しています。
ボックスのHPやSNSをのぞいてみると良いかもしれません。
入会方法は?
クロスフィットボックスでは、定期的に体験会を開催しているので、それに参加してみ流のが一番良いですね。
日本国内のクロスフィットボックス一覧がこちらです。
https://fitness.reebok.jp/training/crossfitgym_list/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「クロスフィットをやってみたい」
「クロスフィットが気になる」
と言う方は、ぜひ一度クロスフィットボックスの体験クラスに参加することをオススメします。
トレーニングが習慣化すると自身の身体の変化だけでなく、様々な良い影響があります。
- 時間管理能力が身に付く
- 自分に自信がつく
- ポジティブになる
- 健康になる etc...
僕自身がこれらを体感した一人でもあります。
クロスフィットトレーニングの様子をYoutubeでも発信しています。